【シングルマザーは仕事なにしてるの?】データから見る就業職種や平均年収

「今、シングルマザーで頑張っている女性はどんな仕事に就いているの?」と気になっていますか?

これから、シングルマザーとして仕事を探すという方なら、先輩シングルマザーがどんな仕事に就いているのか、気になるのではないでしょうか。

そこで、この記事では「シングルマザーが就いている仕事」を実際にシングルマザーに調査したデータを元に解説しています。合わせて、シングルマザーの雇用形態や年収、さらに帰宅時間についても調査しています。

さらに「シングルマザーでも仕事はあるか?仕事ができるのか?」という不安。これにお答えする情報やデータもご紹介しています。

この記事を読めば、シングルマザーの就業実態が分かって、自分の就活に活かせますよ。

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シングルマザーはどんな仕事に就いているの?

シングルマザーはどんな仕事に就いているの?

シングルマザーはいったいどんな仕事をして生計を立てているのでしょうか?

厚生労働省が行った「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査結果報告」を元に、シングルマザーがどのような仕事に就いているのかを解説します。

シングルマザーに多い職種は「事務職」と「サービス職」

最も多い職種が事務職で、次点がサービス職。全体の23.5%が事務職という結果です。

ほんの一例ですが、具体的には以下のような職種が事務職・サービス職になります。

事務職 一般事務/経理事務/医療事務/秘書 など
サービス職 ケアワーカー/看護助手/料理人/飲食店・ホテルのスタッフ/添乗員 など

事務職は人気の高い職種のため、子育て等で制限のあるシングルマザーでは難しいと思われていますが、実は意外と事務職に就いているシングルマザーが一番多いのです。

次に多いのがサービス職ですが、介護系の仕事に就く方や飲食店スタッフ、なかには夜のお店で働く方も少なくはありません。

就業している母子世帯の母の従事している仕事の内容は、「事務」が 23.5 %と最も多く、次いで「サ
ービス職業」、「専門的・技術的職業」、「生産工程」の順となっている。
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

パートと正規雇用の割合は変わらない

正規雇用の割合は44.2%に対して、パートの割合は43.8%でそれほど差はありません。

パートやアルバイトが多いと思われがちですが、正規雇用で働いているシングルマザーも多く、その比率はほぼ同じです。

雇用形態によって就いている職種に違いが見られ、正規雇用だと事務職が多いですが、パートやアルバイトだとサービス職が多くなります。

母子世帯の母の 81.8 %が就業しており、このうち「正規の職員・従業員」が 44.2 %と最も多く、次
いで「パート・アルバイト等」が 43.8 %となっており、前回調査と比べて「パート・アルバイト等」の
割合が 3.6% 減少し、「正規の職員・従業員」が 4.8 %増加している。
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

収入の面ではかなり大変…

仕事で得た収入は年200万円ですが、給付金や養育費などを合わせると年243万円が平均収入です。

やはり家庭を守る責任もあるため、残業して収入を増やすのは難しいのが現状です。

平均就労収入は年200万円ですが、もっとも多い収入層は年100~200万円で全体の約35.8%。次が年100万円未満で約22.3%となっています。

日本の平均給与は年422万円、女性の平均給与は年280万円と言われており、シングルマザーの世帯では、かなり経済的な面で困窮する可能性があります。

母子世帯の母自身の平成 27 年の平均年間収入は 243 万円(前回調査 223万円)、母自身の平均年間
就労収入は 200 万円(前回調査 181 万円)
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は422万円であり、前年に比べて0.3%増加した。これを男女別にみると、男性521万円、女性280万円で、前年に比べて、男性は0.1%の増加、女性は1.3%の増加となった。
引用元:国税庁「平成28年分民間給与実態統計調査結果について」

シングルマザーはほぼ夜8時までに帰宅

シングルマザーの8割近くは夜8時までに帰宅しています。パート・アルバイトだと夜6時以前が結構多い。

シングルマザー全体の43.3%のママが夜6~8時に帰宅し、34.7%が夜6時以前に帰宅しています。そのため、80%近くのママは夜8時までに帰宅できる仕事に就いています。

ただ、これも雇用形態によって差があり、パート・アルバイトは夜6時以前の帰宅が半数近い反面、正規雇用は夜6~8時帰宅と遅くなっています。

母子世帯の母では「午後6~8時」に帰宅する者が 43.3 %、父子世帯の父では「午後6~8時」が
44.2 %となっており、それぞれ最も多くなっている。
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

就業している母のうち「パート・アルバイト等」の帰宅時間は「午後6時以前」が 49.6 %と最も多く
なっている。
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」
また、「正規の職員・従業員」の帰宅時間は母子世帯、父子世帯ともに「午後6~8時」が最も多くな
っている。
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

シングルマザーでも本当に仕事に就けるのか?

シングルマザーでも本当に仕事に就けるのか?

今まで仕事をしていなかった専業主婦が、突然シングルマザーに…。自分は本当に仕事できるのは不安ですよね…。

シングルマザーがどんな仕事に就いているかをご紹介していきましたが、ここでは、シングルマザーの就職状況や有利になる情報をご紹介します。

当時は仕事をしていなくても仕事に就いているママは多い

シングルマザーになったときに仕事をしていなかったママでも、68%のママがなにかしらの仕事に就いています。

仕事している方が68%という数字を見たとき、残りの32%は仕事ができないのでは?!と不安に感じるかと思います。

確かに、残り32%のうち80%以上の方が就職を希望しています。しかし、実際に求職している方はその半分程度。職業訓練を受けていたり、体調面で仕事ができない方もいらっしゃいます。

そのため、就職を希望する方の多くが、仕事に就く・職業訓練を受けるなどの進路に進めていることが分かります。

母子世帯になる前に不就業であった母のうち、 68.2 %が現在就業しており、このうち「パート・アルバイ
ト等」が 49.4 %と最も多くなっている。
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

資格取得は仕事に就く武器になる

過去に取得していた資格はもちろん、シングルマザーになって取得した資格を活かして仕事に就いている方も多いです。

シングルマザーが一番多く取得している資格は「簿記検定」と「ホームヘルパー」。ただし簿記は仕事に役立っていると答える方が半数以下で、つまりは経理事務に就く武器にはなっていないことが分かります。

一方ホームヘルパーは、60%以上の方が役立っていると答えており、ホームヘルパー資格を取得することで、介護系の仕事に就くきっかけになっています。

ちなみに、資格が仕事に役立っていると9割以上が答えた職種は、看護師・准看護師・作業療法士という国家資格のみ。過去に取得した資格が役立っていることも分かります。

もし、昔取得していた資格がある方は、それを役立てる職種への就職を希望すると、早く仕事に就ける可能性があります。

資格の種類別にみたところ、「役に立っている」と回答があった資格は、「作業療法士」が 100.0 %と
最も高く、次いで「看護師」が 97.4 %、「准看護師」が 94.1 %、「介護福祉士」が 89.1 %、の順と
なっている
引用元:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

シングルマザーを採用する企業は年々増えている

シングルマザーは休むことは多くても、意欲も高いため、採用する企業は増えています。

急な欠席や遅刻・早退、そして残業ができないという理由で、企業がシングルマザーの採用を敬遠しがちなのは事実です。しかし、全てがそうではなく、積極的にシングルマザーの採用を行っている企業も増えています。

シングルマザーは「急な欠席・残業不可という条件はあっても、意欲が高く、退職率も少ない」からです。

行政側も意欲の高いシングルマザーを採用する企業を増やそうと、厚生労働省が「はたらく母子家庭・父子家庭応援企業表彰」を実施。官民一緒にシングルマザーを応援する制度を少しずつ整備しています。

まとめ:求人は少ないけれど、安定して長く働ける仕事を見つけて!

安定して長く働ける仕事を見つけて!

シングルマザーがどのような仕事に就いているのかをご紹介しましたが、いかがでしたか?

シングルマザーは人気の低い職種で、パートなどの不安定な雇用形態のなか頑張っていると思う方が多かったのではないでしょうか。

実際は、人気の高い事務職を正規雇用で採用されている方や、資格を活かしてホームヘルパーなどになっている方が多いのです。

確かにまだ求人数自体は少ないですが、そのなかでも安定して長く働き続けられる仕事を見つけてくださいね。

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